2025年02月17日

理解力を高める過去問と参考書の突き合わせ

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



勉強ができるようになるためには
「理解力」「記憶力」「解答力」の
3ステップの学習ほうが大事だと前回までお話しています。
そして理解力を高めるためには
「知る」「なじむ」「分かる」の3段階のレベルがあるという話を
順序立てて解説しています。
前回は「知る」ということを詳しく話しました。
今回は「なじむ」という行為の話をします。

初めて読む参考書や苦手な教科の教科書は
そんなに一生懸命に読んでも内容を理解できません。
しかし何度か読み返していくうちに
少しずつ内容が分かるようになり、断片的だった知識が
一本につながって分かるようになる、という経験を
誰もが持っているでしょう。

それは何度も読み返していくうちに、その内容に「なじみ感」が
出来るからです。
この「なじみ感」を早く得ることができれば、理解力の強化に
繋がります。
ここでは意図的に「なじみ感」を得られる方法を解説します。

1 過去問と参考書を突き合わせてつなげる(リンキング)
過去問に出る問題が参考書のどこにあるのかをつなぎ合わせて
参考書の部分にチェックを入れていきます。
このように過去問と参考書の共通部分をつなげていくことを
リンキングといいます。

参考書へのチェックの方法は次のように行います。
過去問に出ていた問題の解説部分を読んで
それが参考書のどの部分か参考書を読みながら見つけます。
そしてその部分をマーカーで色を塗っておきます。
参考書のマークされた横には過去問で出された年号を
2021問3 のように出題された年号と問題番号を書いておきます。

過去問の出題問題が参考書のどこにあるのか分からない場合は
あえて飛ばしておきましょう。
このリンキングの作業は少し時間がかかる作業になります。
最初は過去問と参考書の突き合わせをするのに
ものすごく時間がかかり、途方に暮れることもあるでしょう。
しかし慣れてくるとこの作業は短時間でできるようになります。
このリンキングは後々ものすごい効果を発揮しますので
じっくりと腰を据えて行ってください。

このリンキングの作業は過去問の問題を読み
問題の出典がどの分野なのかを探す読解力が必要になります。
そしてその問題が参考書のどの部分なのかを突き合わせる
読解力と問題把握力の両方が必要です。
それだけ過去問と参考書の両方を読み込む勉強は
なかなか出来ません。
このリンキングが完成に近づく頃には、問題を見ただけで
この問題はどの分野のものでどうすれば解けるのかが
瞬時に分かるようになります。
これこそが目指す大学受験合格力の本領発揮の勉強なのです。




サクセスの国立大学理系学部完全個別指導の
お問い合わせや体験指導の申し込みなどは
お気軽にウエブのお問い合わせページや
堤宛メールアドレスからお寄せください。

http://yumesuc/com/
success.tsutsumi@gmail.com




サクセスは中学から高校入試のその先の
難関大や国公立大学合格を目指して
徹底して勉強を鍛えるトレーニング塾です。

中学のうちは定期テストや実力テスで
5教科400点〜450点を目指す
反復練習を繰り返し行います。
5教科400点を超えると高校入試は必然的に
県立前橋高校や前橋女子高校になります。

高校での学習は英語・数学を中心に
学校での定期テストや模試で目指す大学の
レベルを超える学力を鍛え上げる学習メニューで
学年トップクラス・模試で志望大学合格圏の
成績を目指します。

難関大・理系国立大志望者には
数学完全個別指導コースを用意します。
個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
数学完全個別指導は生徒のレベルに合わせた指導で
数学を得点源にします。

今学校で成績が真ん中ほどでとても国公立大学など
無理だと言われている人は学校の進路指導に
受け身で任せていると推薦を進められる
結果になります。
自分で自分の人生を切り開きたいと思う人は
サクセスの大学受験コースの体験を受けてください。

サクセスの学習に関するお問い合わせは
お気軽にお問い合わせください。


最後までお読みいただきありがとうございます。


サクセス
堤俊明

夢をかなえる学習塾&プロ家庭教師 サクセスは、
子どもの無限の可能性を伸ばし、学校教育とは違った観点から子どもの未来を創造します

posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 目標達成法

2025年02月16日

勉強における理解力とは何か

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



人間の脳は理解できないものは記憶することが出来ません。
エビングハウスの忘却曲線では意味のない数字の羅列を
どれだけ記憶できるかの実験でした。
逆に意味のある、理解できる知識なら長期記憶に入力され
入学試験に使える知識として再現して正解を得ることが出来ます。

受験勉強に必要な理解力をつけるには
「理解の過程の3つのレベル」を知ってください。
そしてそれを受験勉強に活かすことで入試に使える知識に
することが出来るのです。
「理解の過程の3つのレベル」は次の3つです。
「知る」「なじむ」「わかる」です。

私たちが勉強で知識を理解するときには
決して一度で理解することは出来ません。
まずは「へえ〜」「ふう〜ん」というように
そのものの存在を知ることから始めます(第1レベル)
そしてその情報に何度か触れるうちに「これ見たことがある」
というなじみ感が出てきます(第2レベル)
そして最後に詳細情報を鳥にいくことで「へえ〜そうなんだ」
「なるほど分かった」と理解に結びつくのです(第3れべる)
そのそれぞれに勉強の仕方がありますので紹介します。

第1レベル「知る」
参考書を買った時に、1ページ目からじっくりと読み始めませんか。
残念ながらその方法はあまり効果的ではありません。
「知る」という目的のためには。まずはこらから勉強する内容の
全体像を把握しておくことが重要です。
そのためにつぎの2つのことを行ってください
1 参考書の目次をまとめてみる
参考書を開いたら目次をざっと眺めて、これから勉強する項目の
概要をつかみます。
参考書の目次は超重要です。
人によっては目次をコピーしてそれを自分の部屋のいつも見える
ところに貼って、全体の内容や構造がひと目で分かるようにします。
また目次の内容を一度紙に手書きで写してどんなことを勉強するのか
確認することも大事です。
手書きで書き写すと、ただ眺めるだけよりもより内容が深く確認できます。

2 参考賞全体にざっと目を通す
次に参考書の最初から最後までざっと目を通します。
見出しや小見出しや太字で強調している部分や
表やグラフや写真やイラストなど目にとまるものを見ながら
雑誌を眺める感覚で読んでみましょう。

この目的はあくまで概要をつかむことです。
じっくり読んで深入りする必要はありません。
短い時間でざっと読み飛ばす感覚でページを
ペラペラ捲っていきます。
この作業は一度ではなく時間や日をおいて
何度も行ってください。
そのたびに目に入る場所が違ったり
または同じ場所が何度も目に入ったりしますので
前項の目次と見比べながら読んで見ましょう。

この「知る」の段階は参考書だけでなく
過去問でも効果を発揮します。
共通テスト過去問をただペラペラと図や表や計算式や
イラストや年表などをページをめくりながら眺めて見るのです。
10年分の過去問でも5分程度で眺められますので
楽しみながら10回〜20回と繰り返しページをめくってください。
やがて過去問の内容が知らず知らず脳に記憶されるのが
分かる日がやってくるでしょう。

次回は理解力をつける「なじむ」ためのやり方を解説します。





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中学のうちは定期テストや実力テスで
5教科400点〜450点を目指す
反復練習を繰り返し行います。
5教科400点を超えると高校入試は必然的に
県立前橋高校や前橋女子高校になります。

高校での学習は英語・数学を中心に
学校での定期テストや模試で目指す大学の
レベルを超える学力を鍛え上げる学習メニューで
学年トップクラス・模試で志望大学合格圏の
成績を目指します。

難関大・理系国立大志望者には
数学完全個別指導コースを用意します。
個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
数学完全個別指導は生徒のレベルに合わせた指導で
数学を得点源にします。

今学校で成績が真ん中ほどでとても国公立大学など
無理だと言われている人は学校の進路指導に
受け身で任せていると推薦を進められる
結果になります。
自分で自分の人生を切り開きたいと思う人は
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最後までお読みいただきありがとうございます。


サクセス
堤俊明

夢をかなえる学習塾&プロ家庭教師 サクセスは、
子どもの無限の可能性を伸ばし、学校教育とは違った観点から子どもの未来を創造します

posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 目標達成法

2025年02月15日

勉強が分かると出来るはまったく違う

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塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



キミは勉強で何を一番の到達点としますか。
「学校の授業が分かるようになる」
と答える人はここからの内容はまったく必要がなくなります。
ここから先の勉強の到達点は
「入学試験で正しく解答を記入することができる」です。
学校で行う授業はそのほとんどは知識を正しくインプットする
ことがもとめられます。
しかしそれだけでは模試や入学試験で正しく正解を記入することは
出来ません。
インプット=知る・分かる から アウトプット=出来る・正解する
に至るにはまったく違うステップが必要になります。

そもそも脳にインプットされた知識は入力された時点で
どんどん記憶から抜け落ちていきます。
意味のない数字の羅列をどれだけ覚えているかを実験した
「エビングハウスの忘却曲線」の実験では
翌日には60%が抜け落ち、3日以内に80%を忘れると言われています。

期末テストのような短期決戦のテストなら
前日に徹夜して必死に教科書を記憶して、翌日のテストで
60%残っている知識でテストができれば赤点は回避できます。
しかし模試や入学試験ではそのような無謀なことは出来ません。
長期的に覚えている知識で勝負するしか方法がないのです。
模試や入学試験で使える知識は長期に覚えている
あるいは問題の解答を記憶回路から取り出し再生出来る
そのような「貯蔵法(保持)」と「出力法(想起)」という
脳の記憶の仕組みを知りそれを活用することが重要なのです。

キミの勉強の目的が「学校の勉強がわかるようになる」のではなく
「志望大学に合格する」というものなら
これから説明する「合格するために必要な3つの力」を活用してください。
その「3つの力」とは
「理解力」「記憶力」「解答力」の3つです。
これから一つずつ説明をしていきますので
一つも漏らさずに何度も読み見返してしっかりと覚えて
自分の受験勉強に役立ててください。




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5教科400点を超えると高校入試は必然的に
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成績を目指します。

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個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
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最後までお読みいただきありがとうございます。


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堤俊明

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posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 勉強の意味