2022年10月08日

なぜ受験勉強計画はすぐに崩れ去るのか

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。


受験勉強を始めるときに

「よし絶対に計画通りに勉強しよう」と
受験勉強計画を綿密にしっかりとつくります。
しかし計画が緻密になればなるほど
その計画はすぐに無理な計画になり
1週間で崩れ去ることになります。
なぜ受験勉強計画はいとも簡単に崩れ去るのでしょうか。

これは大きなビジネスを展開する企業経営者も
自分の経営管理が上手く進まない苦労を持っています。
多くの人が自分が作った時間管理がうまく行かない原因を
考えてもらうと次の3つの理由が上がります。

1 優先順位を決められない

2 優先順位に従って計画が立てられない

3 計画に従って自分を律することができない

そして自分の一番の弱点は3と答える人が多いのです。
つまり計画はできても意志が弱くて続けることができない
というのが計画が進まない原因だと多くの人が思っています。

受験勉強計画においても計画を作るときは
綿密に時間管理を思いながら計画を作りますが
すぐにその計画は崩れ去ります。
それは受験勉強計画が続かない根本的な原因は
勉強するという優先順位が身体に根付いていない
ことです。

優先順位を身体に根付かせるとは
勉強が主体的にできる。
そしてどんな結末を迎えるのかがはっきり見える
という状況がわかることです。
要するに自分の受験勉強がどんなふうに終わるのかを
思い描いていないことが根本原因なのです。

受験勉強計画を効果的に続けるには
自分が主体的に勉強に取り組む姿勢が
しっかりとしていて
その上で自分の1年後2年後の姿が
現実に見えるくらいの想像力をもって
目標を定められることが不可欠なのです。

高校生でとても多い勉強スタイルは
塾や予備校に勉強の責任をすべて任せてしまうことです。
自分に責任がない勉強にどれだけ意欲的に取り組めるか
そんなことは不可能です。
勉強の結果責任は全て自分にあります。
その責任を放棄して勉強することが
勉強に意欲も熱意も責任もない事になり
ちょっとした停滞で計画全部がもろくて崩れ去ることになります。

勉強の責任は全て自分にあります。
そして勉強の計画をすすめるのも自分自身です。
計画を実行すれば必ず困難に直面します。
その困難をどのように乗り越えるのか
その一つひとつの出来事が自分を強くするのです。

受験勉強計画をすすめる事自体が受験生にとって
はじめてのことでしょう。
そのはじめてのことにどのように関わるのか
それが今は新たな人生の扉を開けている時なのだと思い
焦らずに何度でも自分の生き方にフォーカスをしてください。
自分の生き方そのものが受験勉強計画をすすめる自分なのです。




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posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 7つの習慣