2022年12月21日

今後中高生の学力は上位と下位の格差が拡大する理由

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。




現在の中学生の学力分布を見ると
平均点を60点として55点から45点くらいを
頂点とする頂上が平らなやまがたの分布を示しています。
これは少し前(10年くらい前)だと60点を
頂点とする富士山のようなやまがたの分布になっていました。

この10年で中学生の学力は平均点で5点〜10点くらい低くなり
しかも55点から45点のボリュームゾーンに
全体の半分くらいの中学生がいる
下に膨らみのある分布になっています。

ここ10年を見ても上位層のボリュームの総数は
あまり変わっていません。(上位20%くらい)
10年で大きく変わったのは中位層が雪崩のように
下位層にズレて平均点からそれ以下のボリューム層が
大きくなっていることがわかります。

日本の中高生の学力分布表を見ると
高度成長期から平均点(60点)を頂点とするやまがたの
学力分布がずっと続いていました。
高度経済成長期には「国民総中流」という言葉が流行ったくらい
国民の60%ほどが中流意識を持った国民であり
その中流意識を持つ根底に学校の成績が60点を平均とする
ボリューム層が最も多い分布をつくっていたことに
由来します。

しかし今この国民総中流意識は崩れ始めています。
中流と言われたレベルはどんどん下がりはじめて
上位層と下位層の国民所得は格差が拡大しています。
それは中高生の学力分布が中位層が下位層とつながり
最も大きなボリューム層をつくっていることと一致します。

親の経済格差と子供の学力格差の相関関係が
問題視されていますが
この格差の問題は今後さらに大きくなることが予想されます。
学力格差は今後も一定量変わらない上位層がいて
その他はすべて下位層のボリュームゾーンに飲み込まれて
学力の分布図を見ると上位層の小さなやまと
下位層のボリュームゾーンの大きなやまの
フタコブラクダのような分布図になると予想されます。

これまでの中位層にいるから安心という
安易な考えは危険この上ない考えだと言えるのです。
それは中位層にいるから安心と思ったその瞬間から
下位層に飲み込まれれる危険性があるのです。

もしも中止層にいるのは危険だと思うのであれば
上位20%の層にどうしたら入れるのかを
真剣に考えてください。
そんなことを考えるのは少数派なのでは
と思うこと自体が下位層のボリュームゾーンに
飲み込まれる危険なゾーンにいる証拠です。





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posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 高校受験