2023年06月30日

想像力の邪魔をする集中力

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



学校の授業でボーッとしている生徒がいると先生は決まって
「空想ばかりしていないできちんと座って集中しなさい」
と言います。
確かに授業を集中してしっかり聴くことはある意味では大切でしょう。
しかし人間の集中力にはすぐに限界が来ます。

人間の脳は厳密には20分しか集中に耐えられないのです。
そしてただ人の話を聞いているだけでも集中力の40%を使います。
すると私たちは残りの60%で相手の表情を見たり
ノートに板書や大切なことを書き留めたり
自分の行動を自省しながら大人しくしなければいけません。
もうこの時点で集中力のほとんどを使い果たして
ボーッとせざるを得ないのです。

人間の才能における集中力の役割はさほど大したことをしていない
ことが近年の研究でわかってきました。
野球で卓越した結果を出す選手が「ボールが止まって見える」とか
「投げたボールの縫い目が見える」などと話すことがあります。
これは集中力の賜物と思われてきましたが実はそうではなくて
人間の心の奥底にある「潜在意識」の計り知れない大きな力の一つ
であることが解明されています。

もしも野球で投手の投げたボールを集中力を使って
打つとすると鋭い集中力をどんなに使ってもボールに集中しながら
バットを振ったときにはもうとっくにボールはキャッチャーミットに
収まっているあとなのです。
そのくらい集中力というのは人間の才能のわずかな部分しか
占めていないのです。

歴史上の天才と言われる偉人たちは
モーツァルトにしてもダ・ヴィンチにしても
アインシュタインにしてもエジソンにしても
まるでコンピュータが高速で演算処理をするような速さと
正確さで作業を行い芸術や工学作品や研究成果を残しました。

そしてこれら天才に共通する特徴は学校教育においては
机にじっとしてられない、物覚えが悪い、扱いにくいという
学校でのお荷物やバカとしてのレッテルを貼られたのです。
学校における彼らの評価は「集中力のない発達障害児」なのです。

彼ら天才児の学校の生活や勉強に集中できない障害児的な資質が
潜在意識が得意とする想像力やイメージ力や圧倒的な記憶力によって
歴史に名を残す天才の遺作を多く残す才能を開花させたのです。
アインシュタインは何かの記事に次のような話を残しています。
「独創的な発想を生むためには、自分の中に浮かんでくる
イマジネーションを抑え込まずに自由に遊ばせることだ」

まさに20世紀最大の発見と言われる相対性理論は
アインシュタインが「光と同じ速度で移動したらどうなるのか」
という空想の中から生まれた大発見だったのです。
アインシュタインは言います。
「人間はだれでも何回も素晴らしい発見に出くわしているものだ。
しかしほとんどの人がその重要性に気づかずに、何一つ得ることもなく
そのまま歩き去ってしまう」

世紀の大発見は集中力ではなく日常の生活の中の想像する力を
最大限に活用して集中力を上回る能力を発揮して生まれました。
集中力は目の前の数問の問題を解くためには必要かもしれませんが
もっと大きな膨大な記憶力やするどい直感や芸術作品を作り出す
クリエイティブな発想力には逆に邪魔をする厄介者なのです。
集中力を大事にするか想像力を大事にするかは
これから自分はどんな人間になるかによっても大きく変わるでしょう。

しかし想像力やクリエイティブな能力はこれからのAI社会では
人間の能力としてなくてはならない資源になることは間違いないでしょう。





サクセスは中学から高校入試のその先の
難関大や国公立大学合格を目指して
徹底して勉強を鍛えるトレーニング塾です。

中学のうちは定期テストや実力テスで
5教科400点〜450点を目指す
反復練習を繰り返し行います。
5教科400点を超えると高校入試は必然的に
県立前橋高校や前橋女子高校になります。

高校での学習は英語・数学を中心に
学校での定期テストや模試で目指す大学の
レベルを超える学力を鍛え上げる学習メニューで
学年トップクラス・模試で志望大学合格圏の
成績を目指します。

難関大・理系国立大志望者には
数学完全個別指導コースを用意します。
個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
数学完全個別指導は生徒のレベルに合わせた指導で
数学を得点源にします。

今学校で成績が真ん中ほどでとても国公立大学など
無理だと言われている人は学校の進路指導に
受け身で任せていると推薦を進められる
結果になります。
自分で自分の人生を切り開きたいと思う人は
サクセスの大学受験コースの体験を受けてください。

サクセスの学習に関するお問い合わせは
お気軽にお問い合わせください。


最後までお読みいただきありがとうございます。


サクセス
027-289-8377
堤俊明

夢をかなえる学習塾&プロ家庭教師 サクセスは、
子どもの無限の可能性を伸ばし、学校教育とは違った観点から子どもの未来を創造します

posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 創造的思考法

2023年06月29日

一つのことを強化するとそれ以上のものが得られる

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。


受験生が夏の特別講座を受講するときに
1〜2教科に絞って強化しようとするか
受験教科すべてを平均的に上げようとするか
どちらがより効果的な講座受講になるか。

この正解はもう答えが出ています。
それは誰でもが経験的にわかっているはずです。
1つのことを時間をかけて徹底して習得すれば
その分野でのスペシャリストになることが出来ます。
しかしあれもこれもと欲張って色々なことに手を出すと
ある程度の知識は理解出来てもそれは平均点を少し超えるレベルの
理解力にしかなりません。

勉強において平均的なレベルを超えて上位レベルに到達するには
すべての教科をレベルアップする勉強では時間がかかりすぎて
到達点には達しない可能性が高いのです。
すべての教科を上位レベルに上達させるためには
まず自分が「これなら勝負できる」という教科を選んで
その1教科を卓越したレベルまで上げることを第一の目標に
してください。

1教科でも上位レベルに上げることができれば
上位レベルがどんなレベルでどんな努力をしているのかが
経験的にわかります。
人間は経験したことしか出来ないのです。
100メートルを10秒0で走るには10秒0で走るための
身体感覚を練習によって身に付けなければいけません。
そのための練習は100メートルを10秒0で走る練習に
集中しなければ10秒0には到達しません。
100メートルの練習のためにテニスの練習をしたり
野球の練習をしたりは絶対にしないでしょう。

しかし勉強では数学で学校上位になるための勉強をしたいのに
英語をしたり理科をしたりする勉強の拡散化を平気でします。
学校の勉強は様々な教科があります。
学校ではその教科すべてを平均点を上回るくらいの
レベルにすることを教育目標として日常の勉強をします。

学校の勉強の指導は同時にあれもこれもやりなさい
という指導です。
そして学校教育のあれもこれも同時にやりなさいという
平均化した指導に慣れてしまた生徒は
自分の受験勉強も受験教科をあれもこれも同時に
一緒にやりたがります。

大学受験や高校受験で夏の特別講座を受講するときも
自分が受ける受験科目すべてを受講できるカリキュラムを
受けたがります。
そして数週間足らずの短期の講座で得るものは何もなく
高額な講座費用は跡形もなく消え去るのです。

「一つのことを強化するとそれ以上のものが得られる」
とは行動心理学の最も根本的な第一法則として有名な言葉です。
これは「人間は経験したことしか出来ない」
という普遍法則をそのまま言葉にしたものです。
つまり1つの教科でトップクラスなる経験値を持つと
その経験値は他の教科の勉強にそのまま役立つことを端的に
表した言葉です。

一度も1教科だけでも勉強でトップクラスを経験していない人は
複数教科同時にトップクラスになることなど絶対に不可能です。
まず自分の得意な教科や好きな教科を1教科選んで
その教科を徹底して勉強してどんな問題が出ても
やすやすと答えられる高いレベルの知識を身に着けてください。
それが他の教科へ波及して全体のレベルを押し上げるのです。




サクセスは中学から高校入試のその先の
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中学のうちは定期テストや実力テスで
5教科400点〜450点を目指す
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5教科400点を超えると高校入試は必然的に
県立前橋高校や前橋女子高校になります。

高校での学習は英語・数学を中心に
学校での定期テストや模試で目指す大学の
レベルを超える学力を鍛え上げる学習メニューで
学年トップクラス・模試で志望大学合格圏の
成績を目指します。

難関大・理系国立大志望者には
数学完全個別指導コースを用意します。
個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
数学完全個別指導は生徒のレベルに合わせた指導で
数学を得点源にします。

今学校で成績が真ん中ほどでとても国公立大学など
無理だと言われている人は学校の進路指導に
受け身で任せていると推薦を進められる
結果になります。
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posted by 塾長・堤 at 19:32 | Comment(0) | 学習効果

学校の指導を信じるか自分の可能性を信じるか

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



サクセスであった大学受験勉強に関するお話です。
ある生徒Aくんは中学での勉強があまり得意ではなく
高校入試では中堅公立普通校を落ちてしまい
滑り止めで合格していた私立高校に行きました。
Aくんはそこでも勉強はあまり好きではなく
成績は普通コースの真ん中よりも下の方にいました。

それでも高3になり大学受験で何処かに行きたいと思い
親のすすめでいくつかの進学塾を周りサクセスに来ました。
受験勉強を始めて驚いたのは暗記力がかなり高いという点です。

サクセスでは英語の学習は英文読解力をつけるために
模範英文をまるまる覚えていく練習をさせますが
Aくんは丸暗記の宿題をほぼ完璧に仕上げてきました。
暗記力が優れていることを伝えると本人も
中学校の時に暗記ものは結構得意だったと言います。

受験勉強で必要な学力は何と言ってもその80%以上は
どれだけ暗記力できるかで決まります。
暗記力は才能ではなくてどれだけ覚えられるか
自分にあった暗記法を見つけられるかで決まります。
Aくんは中学時代から自分なりの暗記法を会得して
覚えることに関してはかなりのレベルを持っていたのです。

しかしその能力を周りの大人(先生や指導者)が見つけられずに
自分が暗記に関しては誰よりも優れた力があると
気づかずに今までいたのです。

高3の6月に英検のテストが合ったので準2級の対策をしました。
英検の過去問を用意してその問題と解説と答えを6回分まるまる
暗記するのがその対策です。
検定試験は(もちろん入学試験も)出題する英単語レベルが
ほぼ決まっていて過去問に出た英単語と問題内容を
まるまる覚えてしまえば試験本番でも8割近く出来ます。
英検は7割取れれば合格しますので
合格はいかに過去問の英単語出題傾向を覚えられるかで
決まります。

Aくんは持ち前の暗記力を発揮して
これまで1回も受けたことのない英検の準2級に一発合格しました。
これで自分の他の人にはない能力に気づけば大学受験勉強も
かなりのレベルまで行けると思うのですが
ここで大きな壁となったのが学校の進路指導です。

学校では夏くらいから進路を決定する面談を行い
成績の悪い生徒に関しては学校で進める進路に
強引に引き込む指導が行われる傾向にあります。
Aくんもこれまでの成績を参考に進路指導が行われるので
学校の示した進路先は専門学校でした。

サクセスでは英語と社会が入試教科である
私立大学のうちで日東駒専レベルの大学なら
合格できると踏んで受験勉強を進めていました。
(日大・東洋・駒沢・専修の総称)
しかし学校ではこれには大反対をします。

学校の進路指導の絶対倫理は「失敗しない受験」です。
確かに学校の進路指導は絶対に落とせないを前提として
指導を行います。
落ちるリスクのある受験はできるだけ避けるのが学校の
安全第一の進路指導になります。

確かに滑り止めレベルの私立高校の普通クラスの受験から
日東駒専レベルの大学合格は難関になります。
こればかりは本人と家族の選択に決めてもらうしか
方法がありません。
そして本人も家族も粘り強く学校側と話し合いをして
大学進学を強く要望して学校の推薦を受けて
東京国際大学の経済学部に志願先を決めて推薦試験で
無事に合格を勝ち取りました。

このケースではリスクを伴う塾側と確実を狙う学校側の
真ん中を取った受験で落ち着いたケースになりました。
この生徒の場合学校が示した専門学校という進路を
粘り強く自分の夢を伝えながら学校の推薦をもらった
粘りがちのケースになりました。

大学受験は本人にとって人生の方向性を決める
大事な進路選択になります。
今回のケースでは自分は何がしたいのか今どれだけ努力しているのかを
丁寧に学校に相談して決して学校の提案を鵜呑みにすることなく
最後まで諦めない努力を続けることが大事だと言うことを
示しています。














サクセスは中学から高校入試のその先の
難関大や国公立大学合格を目指して
徹底して勉強を鍛えるトレーニング塾です。

中学のうちは定期テストや実力テスで
5教科400点〜450点を目指す
反復練習を繰り返し行います。
5教科400点を超えると高校入試は必然的に
県立前橋高校や前橋女子高校になります。

高校での学習は英語・数学を中心に
学校での定期テストや模試で目指す大学の
レベルを超える学力を鍛え上げる学習メニューで
学年トップクラス・模試で志望大学合格圏の
成績を目指します。

難関大・理系国立大志望者には
数学完全個別指導コースを用意します。
個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
数学完全個別指導は生徒のレベルに合わせた指導で
数学を得点源にします。

今学校で成績が真ん中ほどでとても国公立大学など
無理だと言われている人は学校の進路指導に
受け身で任せていると推薦を進められる
結果になります。
自分で自分の人生を切り開きたいと思う人は
サクセスの大学受験コースの体験を受けてください。

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最後までお読みいただきありがとうございます。


サクセス
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堤俊明

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子どもの無限の可能性を伸ばし、学校教育とは違った観点から子どもの未来を創造します

posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 可能性を伸ばす