2023年09月16日

共通テスト英語速読力を4ヶ月で完成させる勉強

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



共通テスト英語のリーディングテストはとにかく英文量が
半端なく多いテストです。
テスト全体の語い数はおよそ10,000語になります。
このテストを80分で仕上げるために必要な速読力は
1分間に100語を音読で読めてその上に意味を取れる
相当の読解力が要求されます。

このような速読力及び読解力は残念ながら学校の授業だけでは
身につけることは不可能です。
大学入試に合格する英語力は学校の基礎勉強の上に
速読力および読解力をつける練習を積まなければいけません。
と言っても基本的には共通テストの「英文を正確に読む」ことが
できればいいので4ヶ月も練習に費やせば合格に必要なレベルは
超えることはできます。

そこで共通テスト英語速読力をつける練習に必要な参考書として
「入門英文問題精講」@と「基礎英文問題精講」A(ともに旺文社)
の2冊を使います。
進行ペースの目安は@Aとも2ヶ月をかけます。

「入門英文問題精講」では短めの英文を題材に読解に必要な文法や
構文知識を確認しながら構文把握のポイントを習得します。
全72構文は1日2構文をまず手書きで全訳して解説を読みながら
自分が間違った解釈をしているところをチェックして
その上で英単語までを全て覚えていきます。
その上で残りの期間をひたすら英文を読みながら
読んだら意味が浮かぶくらいまで5回以上は反復してください。

「入門英文問題精講」の精読と速読練習が完成したら
次に「基礎英文問題精講」の読み込みに入ります。
ここでは精読よりもとにかく読んで意味がつかめるかの
練習のポイントですので「読んで読んで読みまくる」の手法で
2ヶ月で20周くらい回して最初の文字を読んだら全部の訳の
意味がスラスラ出てくるくらいのレベルまで上げてください。
「基礎英文問題精講」は「構文編50例題」と「文脈編20例題」
あります。また「応用問題編20問題」は入試直前の腕試しとして
取っといてください。

構文編50例題と文脈編20例題の合計70例題を2ヶ月で20周回すには
1日1周回す必要があります。
最初は意味を取りながら解説を読んでいくので1日に進む量は
10例題でいいのです。1日10例題で1週間で70例題が終わったら
そのスピードを徐々に上げていき
2周めは1日20例題を読む。3週目は1日15例題を読む。
というふうにスピードを上げて最終的には1日3周くらい読み込める
速読力をつけてください。

そしてここまでこなせれば実際の共通テスト過去問や模試の
初見の問題でどれだけ読めるのかまたどれだけ得点できるのか
腕試しをして英語速読力を高めていきましょう。





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posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 英語長文読解