2023年11月18日

計算力は受験数学の基礎の基礎

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



数学に苦手意識を持っている人は
十中八九計算力に大きな穴が空いています。
このような人はおそらく中学段階の因数分解やルート計算など
中学レベルの計算から苦手を引きずっているケースが大多数です。
では計算力強化の練習問題はどのようなものをやればいいのか。
それには計算力不足をもう少し詳しく分析する必要があります。

計算力不足には2種類あります。
一つは計算規則をよく理解していないために正解が出せないケースです。
もう一つは計算規則はわかっているのに途中で計算ミスをして
正解が出せないケースです。

計算規則の理解不足には中学レベルの計算問題集(高校入試問題集)で
計算規則をしっかりと理解して計算練習を積むトレーニングが最適です。
計算規則の理解不足は数学を苦手とすることを自覚をしている場合が
多いので夏休みや冬休みのような長期休暇中にある程度の時間をつくって
1冊の計算問題集をやり込む集中練習で苦手を克服します。

計算ミスが多い人は「自分はケアレスミスが多い」と片付けて
深刻に受け止めていないケースが多いのです。
しかしこの種の計算力不足は数学が伸びない大きな原因になります。
普段からケアレスミスが多いと思う人は次の点に気をつけて
「速く正確な計算力強化」に取り組んでください。

計算力強化に使う参考書は「白チャート」です。
チャート式数学は例題を計算式を解説しながら問題を解く
「解法暗記」をするための最高の参考書です。
しかし多くの高校生はこのチャート式数学の特徴をよく理解しないで
「問題さえ解ければOK」とばかりに計算過程をよく見ずにすっ飛ばして
答えが合えばいいと考えがちです。

じつは受験数学が苦手な人はチャート式数学の使い方が間違っていて
結局数学の苦手意識を変えることが出来ないのです。
チャート式数学の効果的な使い方は例題を一度は自力で解いて
解ける問題はもう二度と触れることはしません。
そして自力で解いて正解が出せない問題を解説の「計算式」を
そのまま手書きで写しながら「なぜそうなるのか理解する」のです。

チャート式数学を大学入試に効果的に活用するには
「理解型解法暗記」をするのが一番の勉強法です。
「理解する」ためには何度も手書きで「計算式」を写しながら
完全に覚えきるまで反復することです。
その上で覚えきったという感覚を実戦の上で試すのです。
それはこれまで受けた模試の解き直しをおこない
理解した解法暗記がテストで使えるかを試すのです。
もちろん共通テスト過去問を解いてどれだけ自分の実力が通じるのか
試すのもいいことです。

理解したり覚えた内容はテストで使えてはじめて自力になります。
大学入試はインプットとアウトプットの交互の練習で力を高めて
いくものです。




サクセスは中学から高校入試のその先の
難関大や国公立大学合格を目指して
徹底して勉強を鍛えるトレーニング塾です。

中学のうちは定期テストや実力テスで
5教科400点〜450点を目指す
反復練習を繰り返し行います。
5教科400点を超えると高校入試は必然的に
県立前橋高校や前橋女子高校になります。

高校での学習は英語・数学を中心に
学校での定期テストや模試で目指す大学の
レベルを超える学力を鍛え上げる学習メニューで
学年トップクラス・模試で志望大学合格圏の
成績を目指します。

難関大・理系国立大志望者には
数学完全個別指導コースを用意します。
個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
数学完全個別指導は生徒のレベルに合わせた指導で
数学を得点源にします。

今学校で成績が真ん中ほどでとても国公立大学など
無理だと言われている人は学校の進路指導に
受け身で任せていると推薦を進められる
結果になります。
自分で自分の人生を切り開きたいと思う人は
サクセスの大学受験コースの体験を受けてください。

サクセスの学習に関するお問い合わせは
お気軽にお問い合わせください。


最後までお読みいただきありがとうございます。


サクセス
027-289-8377
堤俊明

夢をかなえる学習塾&プロ家庭教師 サクセスは、
子どもの無限の可能性を伸ばし、学校教育とは違った観点から子どもの未来を創造します

posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 勉強法

2023年11月17日

苦難こそが強い合格力の土台になる

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

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ハリウッド映画で「エバン・オールマイティ」という
コメディ映画があります。
この映画は「世界を変えよう」という公約を掲げた
下院議員の主人公エバンが
「神様、世界を変えるための力を貸してください」と祈りを捧げていると
神様が目の前に現れて彼のその祈りを実現させるために
力を貸してくれるのです。

しかし神様が与えたものは「逆境」や「困難」ばかりで
エバンは日夜ヘトヘトになりながら逆境や困難に立ち向かうしか
ない日常を送るのです。
神様は彼に「世界を変える力」をそのまま与えたのではなく
「世界を変える力を身につけるための困難な出来事」を与えたのです。
エバンはその困難に立ち向かいながら本当の力を身に着けていきます。

これはハリウッドお得意の「成功法則」の映画ですが
私たちの現実でも「こうなりたい」と望み努力を始めると
その途端に「逆境」や「困難」な出来事が必ず訪れます。
しかし逆境や困難な出来事は「そうなるための力」を
身につけるためのトレーニングみたいなものなのです。
だから逆境や困難な出来事から目を背けていては
「なりたい自分」にはなれないのです。
「エバン・オールマイティ」という映画は
楽をして「なりたい自分になる方法」などこの世界にはない。
ということを教えてくれる映画なのです。

大学入試に「まぐれ当たり」や「超ラッキー」な出来事など
絶対に起きません。
日常出来ない問題は入試問題でも出来ることはないし
逆に日常出来た問題でも入試問題では出来ないことが起こります。
「大学入試は普段の実力の八掛け」と言われる由縁は
入試本番で普段の実力をそのまま出すことの難しさを言い当てた
言葉なのです。

では強い合格力を身につけるために必要なことは何かといえば
それは「とにかく数多くの失敗をくり返してそれを乗り越え
そこから得られる強いメンタルをつくること」にほかありません。
数多くの失敗を繰り返すためには大量の問題や模試を受けて
大小の失敗をたくさん経験することです。

よく勉強は量よりも質が大事と言われますが
勉強量なくして勉強の質など上がるはずがありません。
徹底した勉強量を経験することで数多くの失敗を
経験することが出来るのです。
部活動の強豪校は日常の練習の量が多いことは当たり前ですが
それ以上に練習試合に多くの時間を割いて練習で得られない失敗の検証を
必ず行い失敗の原因を潰していきます。

大学受験勉強も同じです。
日夜勉強を積み重ねるのは当たり前ですが
そこで得られない本番での感覚を学校の実力テストや模試等を利用して
本番さながらの経験します。
そして学校のテストや模試等でプレ本番の感覚を身に着けて
そこで失敗したことを検証して次のテストや模試で
失敗しない強いメンタルをつくっていきます。

実力テストや模試で何かのイレギュラーが起きて失敗するのは
いいのですが、同じ失敗を次のテストや模試で繰り返すことが
大問題なのです。
失敗は次のテストまでに潰しておくことで入試本番での失敗の
可能性を潰すことが一番の事前の失敗の効用なのです。




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難関大や国公立大学合格を目指して
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5教科400点〜450点を目指す
反復練習を繰り返し行います。
5教科400点を超えると高校入試は必然的に
県立前橋高校や前橋女子高校になります。

高校での学習は英語・数学を中心に
学校での定期テストや模試で目指す大学の
レベルを超える学力を鍛え上げる学習メニューで
学年トップクラス・模試で志望大学合格圏の
成績を目指します。

難関大・理系国立大志望者には
数学完全個別指導コースを用意します。
個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
数学完全個別指導は生徒のレベルに合わせた指導で
数学を得点源にします。

今学校で成績が真ん中ほどでとても国公立大学など
無理だと言われている人は学校の進路指導に
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結果になります。
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posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 勉強で人生を変える

2023年11月16日

勉強という苦難をどう乗り越えるか

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第二次世界大戦禍のドイツでユダヤ人の大虐殺が行われた
事実は様々な歴史書から明らかです。
そしてユダヤ人を収容した施設でも言葉にするのも恐ろしい
悲惨な出来事が繰り広げられました。
その中であるユダヤ人の精神科医が家族とも閉じ込められ
妻は毒ガスの餌食になり本人も収容所の悲惨な環境に
毎日同じ仲間が毒ガスで殺され、また精神に異常をきたし
高圧電流が通る鉄条網に自ら身を投げて自殺をする人が
多発する日常の中で、ある一部の人たちと供に生きる希望を持ち
苦痛や生き恥をさらしながらも戦争終結と同時に
生きて地獄の収容所を出たのです。

彼の名前は「ビクトール・フランクル」と言います。
彼は精神科医の立場からユダヤ人収容所の地獄の日々を克明に記録して
戦後「夜と霧」という回顧録を出版しました。
そして死と隣り合わせの過酷な日常でも希望を失わずに生きて
収容所を出た人とその過酷さに耐えられずに自ら鉄条網に飛び込んだ人の
その違いを生きる意味として解説をしています。

あまりにも環境的にも与えられた条件的にも全く違えど
収容所の生活と受験勉強というある意味過酷な日常を送る
高校生との共通点を「夜と霧」の中から探し出し
受験勉強という過酷な状況の中にいかに希望を見出すかを
論じようと思います。

ユダヤ人が収容された施設で戦争を生き伸びて
施設を出た人と死神に取り憑かれて死んだ人の
その精神的な差というのは「生きて外に出たいという
確固たる理由があるかどうか」でした。

ある人は故郷に置いてきた妻と子供ともう一度
幸せな生活を取り戻したいと切に思っていました。
ある人は大きな線造物の設計を途中で投げ出して
収容所に入れられてので設計を一から作り直したい
と思っていました。
そしてフランクル自身もやり残している研究論文を
とにかく仕上げたいことと
もう一つ新たな研究対象としてこの地獄のような出来事の
本質を社会に公表したいという欲求が日に日に高まっていきました。

このように人間には何かをやり残してその完成を
何が何でも成し遂げたいという意志があれば
どんな過酷な仕打ちを受けても辱めを受けても
何が何でも生きて外に出たいという気持ちが強くなるのです。
一方で生きる意味ややり残した仕事や絶対に会いたい家族が
なければ少しの環境の激変に耐えられずに生きる望みを
簡単に捨て去ることもできるのです。

大学受験勉強もある意味過酷な日常を送る日々の毎日です。
その過酷さに耐えて淡々と勉強を積み重ねられるためには
「なぜこの勉強が必要なのか」
「受験勉強の先には何が待っているのか」
「何が何でも勉強をやり進める目的はなにか」
といった生きる意味を見出す理由が必要なのです。
自分にとって何が何でもやり終える確固たる理由があれば
どんな過酷な日常でも耐えて合格の日を迎えることができるのです。




サクセスは中学から高校入試のその先の
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5教科400点を超えると高校入試は必然的に
県立前橋高校や前橋女子高校になります。

高校での学習は英語・数学を中心に
学校での定期テストや模試で目指す大学の
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難関大・理系国立大志望者には
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個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
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数学を得点源にします。

今学校で成績が真ん中ほどでとても国公立大学など
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最後までお読みいただきありがとうございます。


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堤俊明

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posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 生き方を学ぶ