「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。
このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。
人は意図を満たすために行動します。
勉強しなくてはいけないと思いながらも
まったく別な行動を取ってしまう。
このような否定的な行動にも肯定的な意図が隠されています。
勉強しようとするとついゲームにハマってしまう行動は
ゲームによってすぐに勝負が決まり喜びが高まる
という意図があるから勉強で成績を上げるという喜びの意図よりも
すぐに結果がわかるゲームのほうが喜びが大きいという意図から
結果勉強よりもゲームにハマるのです。
このようにいつもやってしまう失敗の行動を（ゲームにハマる）
無理やりその行動をやめるのではなく
勉強するという肯定的意図を満たす別の選択肢を増やすことで
勉強したいけどゲームにハマるという循環をやめることができます。
勉強するという肯定的意図を満たすためにこれまでとは違う
否定的な行動（ゲームにハマる）をやめるスキルとして
６つのステップで行為変化を起こすスキルがあります。
ステップ１
やめたい行動や悪習慣を特定します。
例えば勉強しようとするとゲームにハマる。
という行為に意識を向けます。
ステップ２
心を落ち着かせて自分の内面に注意を向けていきます。
「ゲームをしたい」という自分を感じて
「なぜ勉強したいのにゲームにハマるのだろうか」
と自分に質問をします。
すると自分の内面からイメージが見えたり声が聞こえたり
するようになります。
ステップ３
「ゲームにハマることでどんないいことがあるのだろうか」
と質問をしてみます。
すると「自分ですぐに勝負がわかる充実感があるから」
などという答えが帰ってくるかもしれません。
さらに「ゲームで充実感を得られることで何を感じれるのか」
と質問します。
回答は「がんばればいい結果が出る」という答えかもしれません。
勉強でなかなか結果が出ないもどかしさから
すぐに結果が出るゲームのほうがやりがいがあるからハマるのかも
という事がわかってきます。
ステップ４
肯定的な意図（勉強）を満たす別な行動を見つけます。
そのために今度は創造的な自分の内面を感じていきます。
その創造的な内面に「すぐに結果が得られる代わりの行動は何か」
と質問します。
すると自分の内面から「短時間で結果がわかる問題に取り組む」
「大問ごとに答え合わせをしてすぐに問題の結果がわかるようにする」
「勉強机の上は勉強するモノ以外は置かないようにする」
などいくつかの答えが自分の内面から返ってきます。
ステップ５
もう一度自分の内面に意識を持って
「いくつかの変更点が出されたけどこれで勉強の前にゲームにハマる
否定的な行動は治りますか」と質問してみます。
「はい」と自分の内面から回答が返ってきたら
つぎの勉強時間から自分がゲームにハマる悪習慣が治ったのかを
確認してください。
このように自分がしてはいけないけどやってしまう否定的な行動は
それを無理やり潰すのではなくなぜ自分はこのような行動を
取ってしまうのか自分の内面とのコミュニケーションをとり
穏やかな変化を自分自身の内面と相談しながら行ってください。
このようなスキルを「自己対話力」と言います。
自己対話が高まると自信を持ったり失敗から立ち直ったりする
強い自分をつくり出すことができます。
サクセスは中学から高校入試のその先の
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堤俊明
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