2024年02月29日

復習よりもテストという効果性を考える

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブロブへようこそ。

このブロブは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。




中高生の多くは学校の授業で学んで宿題をこなして覚えても
しかしその内容をいざ定期テストになると思い出せないし使えない
という辛さを何度も経験しています。
記憶を定着するために必要なことは「想起」
つまり思い出すことです。

勉強して覚えた内容を記憶させるに
つまり忘れないようにするためには「想起」を繰り返す。
忘れないように思い出す練習ができれば
記憶の忘却をつなぎとめることが出来ます。

覚えた内容を忘れないようにするためには
忘れる頃にもう一度思い出せばいいのです。
その思い出すために最も効果的なのが「テスト」です。

想起する効果を認知心理学では「テスト効果」といいます。
しかし学校で行われるテストは「どれだけ分かったかの習熟度」
の測定と評価のために行われるもので
テストが行われ点数が付けられればそれで終わりというものです。
テストの効果においては記憶から知識を呼び出すために
思い出すことを容易にする効果があることは
以前より知られていました。

古代キリシアの哲学者であるアリストテレスは
「くり返し一つのことを思い出す練習をすれば記憶が強化される」
と言っておりそれは認知心理学の実証実験でも確認されています。

記憶を呼び戻すためには
「もとの学習教材を見直す(復習)より想起練習(テスト)
をするほうがはるかに記憶が定着しやすい」ということが
分かっています。
これが「テスト効果」の本質です。

一旦覚えた内容を再び思い出すためにはテストの感覚を
◯1日以上開ける。
◯違う教科を挟む。
の2つの注意点があります。
一度覚えて時間をかけずにすぐにテストをしては
忘れるプロセスを踏んでいないことになります。
テストは覚えた内容を忘れかけた時に実施することで
記憶の強化につながります。

また同じ強化内容ばかり続けて行うと
脳の機能が怠惰的になり記憶の機能が落ちることが
分かっています。
覚えた内容を次のテストをする感に違う教科を挟むことで
テストで思い出した内容がより強固な記憶につながるのです。

入試問題の受験勉強を進めるときには
基礎の教科知識を6割ほど勉強してインプットしたら
それを1週間ほどの間隔でテストを行いさらにもう1週間の
間隔を持ってさらにもう1回テストをすると完璧な記憶力が
身につきます。
サクセスで国立医学部受験をして合格した生徒の場合共通テストの
過去問演習は英語・数学・理科を中心にして10年分の
過去問集(赤本)を3回反復して覚えたという勉強を行いました。
これで共通テスト本番では8割ほどの結果を取り見事志望大学に
合格を果たしたという実績を残しています。





サクセスは中学から高校入試のその先の
難関大や国公立大学合格を目指して
徹底して勉強を鍛えるトレーニング塾です。

中学のうちは定期テストや実力テスで
5教科400点〜450点を目指す
反復練習を繰り返し行います。
5教科400点を超えると高校入試は必然的に
県立前橋高校や前橋女子高校になります。

高校での学習は英語・数学を中心に
学校での定期テストや模試で目指す大学の
レベルを超える学力を鍛え上げる学習メニューで
学年トップクラス・模試で志望大学合格圏の
成績を目指します。

難関大・理系国立大志望者には
数学完全個別指導コースを用意します。
個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
数学完全個別指導は生徒のレベルに合わせた指導で
数学を得点源にします。

今学校で成績が真ん中ほどでとても国公立大学など
無理だと言われている人は学校の進路指導に
受け身で任せていると推薦を進められる
結果になります。
自分で自分の人生を切り開きたいと思う人は
サクセスの大学受験コースの体験を受けてください。

サクセスの学習に関するお問い合わせは
お気軽にお問い合わせください。


最後までお読みいただきありがとうございます。


サクセス
027-289-8377
堤俊明

夢をかなえる学習塾&プロ家庭教師 サクセスは、
子どもの無限の可能性を伸ばし、学校教育とは違った観点から子どもの未来を創造します

posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 勉強の意味

2024年02月28日

内発動機力で集中力を鍛える

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。




人間は何かを本気で好きになると
時間を忘れてそのものに集中し没入できます。
それでは本気とは何でしょうか。
本気とやる気の違いは何か。
本気と必死の違いは何か。
この違いを即答できる人はほとんどいないでしょう。

やる気や必死にはつねに条件や理由が存在します。
〇〇だからがんばる。
〇〇になるからやる気を出す。
〇〇のために必死になる。
その状態は一見集中しているように見えますが
継続性がなかったりすぐに疲れてしまったり
翌日にはもう違うことをやり始めたりします。
このような条件や理由がつくがんばりを「外発的動機づけ」
といいます。

これはエネルギーの源泉が外部にあり
つねにそのようなものによって生み出されたエネルギーが
集中状態をつくる元になることです。
このときのエネルギーの源泉は条件に頼っているので
条件や理由がなくなったり弱くなると集中力は
もろくも崩れます。
これでは集中しているとは言えずただ頑張っているだけ
の状態です。

一方で本気とは条件や理由に頼ることなく
つねに安定したエネルギーの源泉が自分の内面から
起こる状態です。
これを「内発的動機づけ」と呼びます。
内発的動機づけでものごとに向かっている時は
間違いなく集中状態になっています。
外部の条件や理由から開放されて
ただそれをするのが好きだからという
自己のエネルギーをその一点に向けることが出来ます。

内発的動機づけの状態は
「好きを大事にしている」「自分で決めてやっている」
「一生懸命が楽しいと考えている」「感謝を大事に考えている」
という状態です。
自分で決めている事を忘れて「やらされている」と
考えているときにはやはり集中はできません。
「結果だけを出せばいい」とか「この苦しさから脱したい」
と考えていたら集中など出来るはずがありません。

さらに集中を阻害する最大の要因は「文句」です。
文句を言っている時人は感謝の心を完全に放棄します。
感謝の脳が働かない時人は文句をいいます。
また自己中心になると人は文句をいいます。
「貢献感」も自己を集中させる要因になります。
人や周りの環境に「感謝」してその周りの環境に
「貢献」することで人は集中し時間を忘れてものごとに
取り組むことが出来のです。





サクセスは中学から高校入試のその先の
難関大や国公立大学合格を目指して
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中学のうちは定期テストや実力テスで
5教科400点〜450点を目指す
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5教科400点を超えると高校入試は必然的に
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高校での学習は英語・数学を中心に
学校での定期テストや模試で目指す大学の
レベルを超える学力を鍛え上げる学習メニューで
学年トップクラス・模試で志望大学合格圏の
成績を目指します。

難関大・理系国立大志望者には
数学完全個別指導コースを用意します。
個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
数学完全個別指導は生徒のレベルに合わせた指導で
数学を得点源にします。

今学校で成績が真ん中ほどでとても国公立大学など
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サクセス
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堤俊明

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posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 脳科学を活用する

2024年02月27日

気が散る脳の機能を抑制する集中脳をつくる

群馬県前橋市富士見町の
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脳の機能には大きく2つあると言われます。
一つは外側の出来事に向いた脳の機能であり
これを「認知脳」といいます。
もう一つは内側の心の状態に向けた脳の機能であり
これを「没入脳」(あるいはフロー脳)といいます。

「認知脳」は外部の状況や出来事を判断して
「すること」を明確にする脳です。
パフォーマンスの「何をするのか」の部分を支える
重要な脳の機能です。
しかしこの認知脳は気が散る状態を生み出す
意味付けの原因にもなります。
認知脳は外側の状況や出来事をいつも感じ取っているために
そこからの状況に自分の経験から感じ取れる意味付けを
行いそれがもとで集中が阻害されていつも気が散る
散漫な脳機能に陥るのです。

一方の「没入脳」は「何をするのか」にとらわれずに
「どうやってするのか」を心の内側に向けて
行動に結びつけるためにその行動を外側の状況に
影響されずに成し遂げる集中した状態を作り出します。

よくプロ選手が「フロー状態になる」と言いますが
これが「没入脳(フロー脳)」になった状態をいいます。
気が散るという状態は「ゆるがず」「とらわれず」という
外側の状況が自分の心に影響を与えて自分が何をすれば言いのか
今何をしたらベストなのかを考えるスキマを与えない
状況になる事をいいます。
一方でフローの状態は自分の外側がどんな状況だろうと
自分の心が内側に向き外側の騒ぎに影響されない
「没入状態になる」ことをいいます。

この「没入脳」の質が向上すると「何をするのか」の
時間の使い方も向上して
「勉強していて気づいたら2時間経っていた」という
時間感覚がなくなるような感覚が身につきます。

多くの人は自分の外側の出来事に向かう「認知脳」
の機能が長けていて
内側に向かう「没入脳」が弱く未熟な状態になっています。
このアンバランスな精神構造が集中力を弱める原因です。

「没入脳」をつくるためには幼児期の好きなことを
何時間もやった経験をもう一度思い出すことから
「没入感」を思い出すことです。
好きなことなら何時間でもやり続けられる
という経験があれば今自分がやらなければいけないこと
(例えば勉強とか)をいかに「好きなことと認知するか」
で集中度が変わります。
その時に必要なのが「認知脳」です。

「没入脳」と「認知脳」を上手く集中に使うための方法は
次回お話します。




サクセスは中学から高校入試のその先の
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5教科400点を超えると高校入試は必然的に
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高校での学習は英語・数学を中心に
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