2024年04月24日

子供の非言語メッセージを受け取るスキル

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



親子のコミュニケーションの場合
言葉のコミュニケーションでは
子供は相手に何かを伝えるのが苦手で
上手く言葉を選択する事ができません。
親としてもその点をよく理解して
言葉によるラポール(信頼関係)を築くのではなく
言葉の影に潜んだ感情を非言語メッセージとして
受け取ってください。

具体的な親子の非言語コミュニケーションでは
子供が「学校に行きたいくない」と言い出した時
親が感情的になって「なんで学校に生きたくないの」
と問い詰めるような話をしてしまうと
子供はそれ以上親と話をするのを嫌い
部屋に引きこもって学校嫌いからひきこもりへと
行動をエスカレートしてしまいます。

そのときは子供の非言語メッセージに注目して
次の非言語を注意深く観察してください。
声の質 声のトーンが弱い
身体反応 身体が萎縮している
呼吸 興奮しているようで呼吸が荒い
プロセス 学校には行きたい様子に見える
気持ち 学校に行きたくない理由が見え隠れしている
思考 わがままを言って親に怒られたらイヤだ

などという非言語メッセージを読み取って
「何か学校のでイヤなことがあったのかな
気づかなくてゴメンね」
「もしもお母さんに出来ることがあったら
相談にのるから話してくれないかな」
というふうに子供が悩んでいることに
気づけなかったことの謝罪の言葉をかけてあげると
子供も落ち着いて何があったのかを話すきっかけが
出来るかもしれません。

卓越したコミュニケーションスキルを持ったプロは
言葉と非言語を通して相手の無意識と
コミュニケーションをします。
このような経験を通して親子のコミュニケーションは
感情をコントロールして本音で話し合うことが
出来るようになるのです。




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堤俊明

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posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | NLP心理学