2024年12月08日

数学を得点源にする3つのポイント

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



数学を得意教科・得点源にするには
次の3つのポイントを強化する必要があります。

1 計算力
数学は計算をして答えを出す教科です。
問題の解法を見抜いて答えを出そうとしても
計算が正確でしかも速くないと受験には勝てません。
計算力を高めるには学校の補助教材等の計算問題集を解く練習を
根気よく続けることしかありません。
計算力をつけることにおいて早道はありませんし
数ヶ月で完成するようなものでもありません。

小学校の時からそろばんに通っていた人や公文式で
計算問題を大量に解いてきた人にはどう逆立ちしたって
かなわないです。
しかしそれでも学校の補助教材の計算問題集を地道に解き続ければ
大学入試問題の計算式で計算の得意な人と勝負できるようになります。
地道な努力を続けましょう。

2 解法暗記力
大学入試(共通テスト)はおそらく問題パターンが
ほぼ定型化している問題で構成されます。
ですから入試問題の解法パターンをたくさん覚えておけば
おおよその問題の解答までの筋道がつきます。
大学入試は満点を狙うテストではありません。
見たこともない難問が解けなくても合格点が取ればいいのです。

数学ではほとんどの入試問題に適した参考書型問題集があります。
その代表がチャート式数学です。
60点〜70点を狙うのなら白チャート
70〜80点を狙うのなら青チャート
を完璧に使いこなす練習が欠かせません。
その際に問題解法の中間過程での計算式が理解できないと
解法を覚えることなど出来ません。

問題を見て正解に至る途中式を自分で解いて
どのように途中式が変化していくのかを
理解できないと解法暗記は出来ません。
解法暗記とは参考書通りに丸覚えするのではなく
参考書通りの解法で自力で解けて理解できてはじめて
解法暗記が完成するのです。

3 施行力
共通テスト問題を始めとする数学の入試問題は
一つの解法で正解が出せる単純な問題形式はありません。
すべての問題がいくつかの解法を組み合わせて
はじめて正解が出せる複合的な問題形式になっています。

問題を見て「この解法で解ける」と思って計算を始めても
正解に行き着かないことが往々にしてあります。
そこでいくつかの解法を当てはめて施行する力が重要になります。
この際一つの解法を施行するときに計算が遅いと正誤の判断が
遅れることになります。

施行力を試すときにも正確で素早い計算力が欠かせないのです。
計算が速ければ、施行した解法では正解が出ないとわかれば
すぐに違う解法で計算が始められますが
計算が遅いと次の計算をする気力がだんだんなくなります。
数学を最後まで解く力は問題を解くための施行する力と
最後まで諦めない計算力に自身を持つことです。
これがないと数学を得点源・得意教科には出来ません。




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堤俊明

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posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 勉強の意味