2024年12月21日

親の「勉強しなさい」が招く最悪な結末

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



心理学者のトーマス・ゴードン博士の研究では
「命令」つまり何かをするように相手に押し付ける行為は
相手の反感を生むといいます。
「説教」つまり何かをすべきという行為は
相手にうんざりさせる気持ちを生み、防衛的にさせる
といいます。
さらに相手に「提案」つまり「勉強したら」という言葉も
反抗心あるいは依存心を生みます。
こんなことをいうと「子どもに何ていったらいいかわからない」
と途方に暮れる親が出るのもわかります。

しかし人間は本来「自分の意志で行動することを決めている」
という思いを持っています。
そのために親の「勉強しなさい」という言葉は
決してプラスの効果をもたらすことは決してありません。
親の「命令」や「説教」あるいは「提案」でさえ
言った方は自分の要求を伝えられてスッキリしますが
言われた方は「言われたことと逆の行動反応をしたい」
という反抗心が芽生えて親の思う方向と逆の方向に
向かってしまいます。
また親の言うことを素直に聞くということは
依存心が生まれることになり
ダメな結果になったときに「言われた通りにやったからだ」
と責任を親に押し付ける癖がつきます。

子どもは自主性を育てたほうが勉強する気持ちが高まる
と言われています。
有名な心理学者マズローは
「人間が行動を起こす動機は欲求である」と考えました。
人間は「認められたい」と願う「承認欲求」を持っています。
だから勉強したときには「よくできたね」と褒めることが
重要になります。
「承認欲求」が満たされると次に自分の能力を高めたい
という「成長欲求」の段階に移ります。
自主的に行った行為で達成感を得たいと思うと
更にレベルの高い「勉強する動機」が生まれるのです。

受験勉強をしている子どもが、勉強をやらないときがあります。
赤ちゃんでないので本人はやるべきことはわかっています。
承知のうえでやりたくないのです。
そんなときに「勉強しなさい」と言われても
決して勉強しようという気は起きません。

逆にやる気を奪い「ふてくさる」だけです。
「命令」や「説教」や「提案」は悪い方向にしか
向かわない不利益しか及ぼさない言葉なので
いいたくなっても我慢してください。
次回は親がどんな言葉を使えばいいかを解説します。




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posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 家庭と言う教育の場