2025年01月06日

文系理系の対立軸の問題点を考える

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



高校2年になるとカリキュラムの選択肢として
文系コースと理系コースに分かれる学校が多くあります。
これは数ある教科を自分の得意不得意と将来の大学入試に向けて
整理する目的があります。
大学入試が文系コース。理系コースと分かれていることが
高校でのコース選択制の存在に影響があるのですが
この文系・理系のコース選択の選択肢の理由が
積極的に英語が好きだからとか理科をもっと勉強したいから
という理由ではなく「理数系の成績がいいか悪いか」の
消極的な理由が多いのが現状です。

もっと具体的にいえば自分の数学の成績が悪くて
どこか諦めの気持ちを抱くと、その人は文系になる
ケースが多いのです。
そして自分を一度文系と規定してしまうと
理系教科のほぼ全てに一切関心を持たなくなる傾向があります。
一切関心を持たないとは理系教科を「切り捨てる」ことです。
このことは理系コースを選択した人にもいえます。
理系コースを選ぶと哲学や文学といった文系的な知識に
一切関心を持たなくなりそれで構わないという
なりふり構わない文系教科の「切り捨て」が平気で行われます。

近年日本の大学の世界的なレベル低下が問題視されていますが
これは欧米の大学では理系的な分野の学位と哲学など文系的な
分野の学位を複数持つケースが目立つことがあり
それが幅の広い知識の違いとして挙げられることがあります。
日本でも過去にはノーベル物理学賞を得た湯川博士は
哲学に深い造詣を持っていることが紹介されています。
そのような幅の広い知識量は文系理系の枠を超えた
豊富な専門的な研究の結果なのです。

理系的な知識の相当部分は私たちが普段使っている言葉を通じて
およその内容を掴むことのできる性質のものです。
また理系研究の多くの論文は英語で執筆されいます。
ここでは専門的な知識はもちろん言語的な高度な読解力や
英語力が求められます。

さらに最先端技術を世間に発表するためには
書籍を通して一般読者にその技術的な内容をいかに簡単に
要約して紹介できるかが書籍の売れ行きに影響します。
このような言語的な能力は文系教科で培われる能力だと
切り捨てていては理系技術でどんなに優れた研究が行われても
それを世界に発表する場を失いかねない損失になります。
このような損失を防ぐためにも文系理系の二項対立の構図を
無くす努力をする必要があります。




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堤俊明

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posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 学習効果