2025年09月18日

1を聞いて10を知るというマルチな才能を持つ

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



聖徳太子は「1を聞いて10を知る」という天才的な才能を
発揮しました。
これは脳機能的には、聖徳太子ははじめから10を聞いていたのです。
まわりの人が1しか聞こえないだけなのです。
多くの視点と多くの知識があれば、一見1つのことをいっているようで
その中に複数の情報が隠されていることが多々あります。
話している人が1つのことだけをいっているようでも
聞く人の能力次第で10を聞くこと
(10の視点から物事を判断して理解する)も可能です。
聞く側がたくさんのフレームで思考を展開できれば
1つのことから数多くの別解を導くことが可能です。

思考をイメージ化するとは「大きな視点で物事を見る」
ということです。
もっと言えば大きな視点で見て、行動をすることです。
思考のイメージ化は思考に広さと高さを出すことです。
富士山は広い裾野を持つから高い山頂が出来るのです。

大きな視点を持つもつことを別の観点から考えると
生活全般において一つのことをいろいろな観点から見る
多角的な視点を持つ練習をつねに意識して生活することです。
一つのことをいろいろな観点から見るためには
自分の中に多くの事前情報がないと多角的な視点が持てません。

最近ニセサイトからの情報に騙されて金銭をだまし取られる
事件が多発しています。
これも自分の中に事前情報があれば多角的に検証して
これは安全か危険かという判断が出来るのですが
自分の中に事前情報が少ないと、これは儲かるという
欲に目がくらんだ極端に狭い視野でしか判断ができなくなります。

思考の視野が狭いと一方的に情報を受け取ったときに
ある一面の方向からの情報しか見えなくなり
その方向からの面での情報しか受け取れなくなります。
しかし思考の視野角を広く持っておくと
一方的な情報が多角的な情報であるように見えるようになります。
偽サイトであればある一面からからの情報だけだと騙される
確率が高くなりますが、多角的にその情報を違う角度で見ると
裏に潜む騙しのテクニックが透けて見えるようになります。

聖徳太子のマルチな才能は情報を自己の知識に照らして
一つの情報を多角的に見ることが出来る視野角を持つことで
実現しているのです。
受験勉強において「1を聞いて10を知る」というマルチな才能は
誰にとっても魅力的な才能に映ります。
その才能を自分の才能に転嫁するには
まず自己の内面に多くの知識を有することです。







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堤俊明

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posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 潜在意識