2021年05月22日

格差社会を大逆転する大学受験勉強

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



司馬遼太郎の歴史小説「坂の上の雲」には
日露戦争で活躍した秋山兄弟が主人公で
物語が進行します。
特に兄の秋山好古は日露戦争で陸軍騎兵を駆使して
ロシア軍最強のコサック騎兵を破る活躍をします。

その秋山兄弟は江戸末期に幕府側につき敗者となった
松山藩の極貧の家庭で育ちます。
その様な極貧の身ながら社会に出て生きていくには
教育をつけて当時新期に募集を始めた官学へ
受験をして入る必要がありました。
(この場合は師範学校か士官学校)

以下「坂の上の雲」本文紹介
【明治期の国家の精神は、満天下の青少年に向かって
勉強を勧めた。学問さえできれば国家が雇用する。
特に戊辰戦争で賊側にまわった藩の人間にとって
それ以外に自分を泥沼から救い出す方法はなかった。
秋山好古の父親は「古今の英雄豪傑はみな貧窮の
中から生まれた。貧乏がイヤなら勉強をしなさい」
といつも名言を吐いていた】

明治期の立身出世はみな勉強することで
学者になったり官僚になったり軍人になったり
したものです。
そして勉強さえできればどんなに貧乏だろうと
官学はみな無料で入学できたのです。

現代も明治期と並び称される経済格差が
とても大きく広がった社会です。
現代の日本では年収1千万円以上の割合が5%。
年収200万円以下の割合が20%と
大きな格差が生まれています。

この格差社会で大逆転をする最も簡単な方法が
今も昔も同じで「勉強し大学に行く」ことです。
国公立大学なら家庭の所得によっては学費免除の
制度が用意されていますし
私立大学の中には成績優秀者に特待制度で
学費が全額免除から一定程度免除の制度もあります。

ところが今は所得格差と教育格差が同一になっています。
所得の低い家庭の子供は学力も低いという現象が起きて
その原因が子供の教育費が学校外教育(塾等)に偏っている
現状があると言います。
しかし先ほどの「坂の上の雲」における秋山好古の
例で行けば家が極貧で満足な教育が受けられないからこそ
子供はしっかりと勉強して官学へ行く努力をする
というのが道理になっています。

つまり明治期の貧困層は家庭の経済状況は最悪でも
意識や意欲の面では富裕層とあまり変わらない
高い志を持っていたと言えます。
しかし現在の貧困層は家庭の経済状態が最悪だから
満足な教育も受けられないと卑屈になっている
意識や意欲の低下が経済格差の原因になっているように
思えるのです。

先日テレビの対談で東進予備校の林修先生と
筑波大学准教授で現代の天才と言われる落合陽一氏の
対談がありました。
二人の話す大学入試制度論はとても共感できるものでした。
「日本の大学入試制度は世界的な経済格差の拡大から見ても
実に平等な試験制度になっている」
と試験に経済格差とは無縁の平等性があると言っています。

つまり欧米などの大学入試制度で問題になる推薦試験は
富裕層の家庭が子供に莫大な資金をかけて
有名大学教授の指導を受けて論文作成を行い
その論文数で大学入試の推薦試験に合格していく
金にものを言わせて子供を有名大学に入れていく
とんでもない試験制度だというのです。

それに比べて日本で行われる大学入試は
家庭の経済状況も親の学歴や経歴も関係なく
一発試験で合否が決まるとても平等な試験だと
落合洋一氏は自ら大学で学生を教えて改めて
最近認識を変えたと言っています。 

学力さえあればだれでも無料で医学部に行ける道も
国公立大学はもちろん私立大学でも様々用意あります。
例えば日本のへき地医療を支える自治医科大学では
9年のへき地医療に従事することを条件に
6年で4,000万円ほどする学費と年間100万円以上する
寮費をすべて無料にします。
この試験の合否に家庭の経済状況は全く加味されません。
例え親の年収が200万円以下だとしても
子供が勉強し入学試験に合格すれば6年間の学費と
寮費が無料で医学の道を目指せることになります。
そして親の経済状態とは関係なく子供は医師としての
大逆転人生を歩む事が出来ます。
このような大学が日本にはまだまだ複数ありますので
調べて見てください。

学校の勉強や受験勉強は塾で教えてもらわなくても
「勉強のやり方」さえ身に付ければ学年トップレベルに
なることは難しくありません。
また今はスタディサプリのような安価な学習教材も
手に入る時代です。
子供の学力不振と家庭の経済状況は一見
同一視されますが
実は両者に因果関係はありません。

それは「坂の上の雲」の主人公たちが
みな極貧の中から日本の歴史をつくる
功績者になった現実からも分かると思います。




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2 勉強する
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posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 人生を変える
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