2025年03月17日

英単語集は1日1回転を目指せ

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



以前にサクセスで東大生に来てもらって勉強法の講座を開いて
大学受験勉強法の極意を語ってもらったことがあります。
その時に英単語の覚え方の質問に答えて、大学受験勉強に使っていた
英単語集を実際に見せてもらったことがあります。
その英単語集はボロボロで、何度もページを開いたために
まるで雨に濡れた冊子みたいに倍以上に膨れたようでした。
一体何周したらこのようにボロボロになるのかと聞くと
「何周したか分からないけど、おそらくは2〜300単位でくり返した」
といっていました。

その後に驚異的な言葉を残したのは今でも鮮明に覚えています。
「これだけやっても、まだ完全に覚えきっていません」
なんという努力の鬼。向上心の塊なんでしょうか。
東大生というと生まれ持った頭の良さがあって
別に努力などしなくても難問がスラスラ解ける特別な才能が
必要なのだと勝手に思っていましたが
実は血の滲むような努力を、涼しい顔をしながらコツコツこなす
とてつもない努力の積み重ねが出来る人間なんだと理解しました。

逆にいえばこのような努力ができれば、東大までといわなくても
様々な国立難関大(旧帝大)や国公立医学部や有名私立医学部なども
合格する実力をつけることができると確信します。
これが群馬近県の国立大理系学部なら、英単語を百周も
くり返さなくとも合格ラインを超えることなど難しくないでしょう。

大学入試問題で合格ラインを超えるためには8割の暗記項目を
いかに高レベルを維持して覚えるかにかかっています。
英単語などはその典型例です。

英単語を覚えるのに、凡人は1日30個を100日かけて3000個覚える
というなんともムダな勉強を平気で続けます。
この覚え方では100日たてば最初の単語はほぼ忘れ去られます。
暗記とは「回転数」で記憶とリカバリーを同時に行うのが効果的です。
1日30個を完璧に覚えて100日で3000個覚えるのと
1日に1周回転させてそれを100日回転させる反復法ではどちらが
より覚えているかといえば、もうわかるでしょう。

1回完璧に覚えるよりも、1日1回転を100回転させる勉強は
東大生が英単語集を2〜300回くり返した覚え方に似た勉強でしょう。
英単語集を最初のうちは1回転させるのに何時間もかかるでしょう。
しかしそれを続けていくと分かる単語の数が増えて
そのうちにペラペラめくるだけで英単語が頭に入るようになり
20分くらいで1周回すスピードが身につきます。
これで1日に5周くらい回せる時間が出来るので
無意識に分かる英単語の量が膨大になっていきます。
勉強は1回で完璧に覚えるという勉強ほど
ムダなことはありません。
「記憶と回転数は比例する」という勉強法の本があるくらいです。
記憶法はいかに回転させるかにかかっていると思い
勉強を続けてください。



サクセスの国立大学理系学部完全個別指導の
お問い合わせや体験指導の申し込みなどは
お気軽にウエブのお問い合わせページや
堤宛メールアドレスからお寄せください。

http://yumesuc/com/
success.tsutsumi@gmail.com




サクセスは中学から高校入試のその先の
難関大や国公立大学合格を目指して
徹底して勉強を鍛えるトレーニング塾です。

中学のうちは定期テストや実力テスで
5教科400点〜450点を目指す
反復練習を繰り返し行います。
5教科400点を超えると高校入試は必然的に
県立前橋高校や前橋女子高校になります。

高校での学習は英語・数学を中心に
学校での定期テストや模試で目指す大学の
レベルを超える学力を鍛え上げる学習メニューで
学年トップクラス・模試で志望大学合格圏の
成績を目指します。

難関大・理系国立大志望者には
数学完全個別指導コースを用意します。
個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
数学完全個別指導は生徒のレベルに合わせた指導で
数学を得点源にします。

今学校で成績が真ん中ほどでとても国公立大学など
無理だと言われている人は学校の進路指導に
受け身で任せていると推薦を進められる
結果になります。
自分で自分の人生を切り開きたいと思う人は
サクセスの大学受験コースの体験を受けてください。

サクセスの学習に関するお問い合わせは
お気軽にお問い合わせください。


最後までお読みいただきありがとうございます。


サクセス
堤俊明

夢をかなえる学習塾&プロ家庭教師 サクセスは、
子どもの無限の可能性を伸ばし、学校教育とは違った観点から子どもの未来を創造します

posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 記憶術

2024年12月14日

忘れるから記憶は強化される

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
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その親に向けて書いています。




どんなに勉強しても英単語が覚えられない。
覚えたつもりでもいざテストになると思い出せない。
という記憶に関する悩みは尽きません。
記憶するという行為で重要なのは
「どんなに頑張っても覚えた大半は絶対に忘れる」という事実です。
そして「絶対に忘れない」と思えば思うほど記憶はあっという間に
消えてなくなります。
「記憶はプレッシャーに弱い」のです。
覚えようとすればするほど記憶作業にストレスがかかります。
すると覚えたものは記憶回路には入らずに消えてなくなるのです。

記憶するコツは「覚えたものは忘れる」という事実を
受け入れることです。
無理な努力は時間のムダですし勉強効率が悪くなります。
「なぜ覚えられないのか」と自分の頭の悪さを嘆くと
ますます記憶機能は低下します。
自分は頭が悪いと自分に言っているのですから
その言葉とおりに頭の悪い自分をつくっているのです。

「人間は忘れるのは当たり前」と潔く事実を受け入れると
「じゃあ反復すればいいや」とか
「忘れない方法を考えよう」とか
気持ちがポジティブになります。
そこで忘れることを逆に利用する勉強法が思いつきます。
それが「忘れて覚える勉強」です。

「エビングハウスの忘却曲線」では意味のない羅列した数字を
覚える際の忘却量を測っています。
つまり意味のない羅列した数字は1日で80%忘れるのです。
意味のある内容の記憶は3日経っても覚えています。
果たして勉強で覚える内容が自分にとって意味のあるものか
意味のないものを無理して覚えているのかその点が重要です。

意味のない内容でもそのものが規則的に反復されると
それは意味のあるものとなり記憶のシステムに入ります。
そこで「復習」「確認」の作業が大事になります。
「復習」「確認」の感覚は「1・3・7日感覚」で
反復することです。
時間がなければ「見直す」くらいの軽い反復でも
1ヶ月後でも6〜7割くらいは残っています。

さらに記憶を強化するために
前日にやった内容を次の朝にもう一度やり直すあるいは見直す
という翌日反復が効果大です。
そして忘れてしまっても「くそっ!なんで覚えられないんだ」
ではなく「忘れても仕方ない」「また覚えればイイや」くらいの
軽い気持ちで自分を許してあげましょう。
大事なことなのでもう一度いいますが
「記憶はプレッシャーに弱い」のです。




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5教科400点を超えると高校入試は必然的に
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高校での学習は英語・数学を中心に
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難関大・理系国立大志望者には
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個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
数学完全個別指導は生徒のレベルに合わせた指導で
数学を得点源にします。

今学校で成績が真ん中ほどでとても国公立大学など
無理だと言われている人は学校の進路指導に
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結果になります。
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堤俊明

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2024年12月05日

記憶したものは1ヶ月ほっておくと捨てられる

群馬県前橋市富士見町の
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受験勉強は知識として記憶したものを試験まで
保存してはじめてテストで使える知識になります。
半年前に記憶したものが入試でそっくり同じ問題で出ても
もうすっかり忘れて答えられないという泣くに泣けない
現実があります。

期末テストのように明日のテストに向けて徹夜で覚える
といった一夜漬けが出来るのとは違い
受験勉強で使う記憶は「長期記憶」に蓄積されてはじめて
知識として使えるものになります。
入力した情報を入試の日まで覚えておくためにやることが
「復習」と「リハーサル」です。
今回は「復習」についてお話します。

脳の機能では、記憶は「海馬」と言われる部分に一時保存されて
重要だと判断された情報は「側頭葉」と呼ばれる部分に転写して
長期記憶になります。
また必要ないと判断された情報は捨てられてなくなるのですが
どのような判断で重要かそうでないかを判断するかは
同じ情報が何度も入力されると重要だと判断され
一度だけでそれ以降入力がないと不必要だと判断されます。
その判断期間が1ヶ月ということです。

1ヶ月以内に復習しないとせっかく覚えた大事な記憶が
捨て去られて次々と忘れてしまうのです。

勉強が下手な受験生は焦りから「新しいものばかりに手を出す」
傾向があります。
模試が上手くいかないと参考書を変えたり塾や予備校を変えたり
逆にドツボにハマることばかりやります。
「勉強ができなのはまだやってないことがあるからだ」
とばかりに次から次に新しいことに手を出します。

このような生徒の机の上や書棚にはやりかけの参考書や
問題集が山積みになっています。
試しにその1冊を手にとって問題を解いてください。
全く出来ないことに愕然となるでしょう。
優秀な受験生は参考書や問題集は1教科に1〜2冊です。
その代わり1冊を何回も復習して冊子がボロボロになるまで
やり込みます。

受験勉強の優秀者は復習のスケジュールを
翌日に1回・1週間後に1回・1ヶ月後に1回
と最低3回は繰り返します。
参考書や問題集の数が少なければ少ないほど
反復回数は多くできるようになります。
3回と言わずに5回から10回反復できるようになれば
その教科の模試の点数は飛躍的に伸びると確信を持っていえます。




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サクセスは中学から高校入試のその先の
難関大や国公立大学合格を目指して
徹底して勉強を鍛えるトレーニング塾です。

中学のうちは定期テストや実力テスで
5教科400点〜450点を目指す
反復練習を繰り返し行います。
5教科400点を超えると高校入試は必然的に
県立前橋高校や前橋女子高校になります。

高校での学習は英語・数学を中心に
学校での定期テストや模試で目指す大学の
レベルを超える学力を鍛え上げる学習メニューで
学年トップクラス・模試で志望大学合格圏の
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難関大・理系国立大志望者には
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平均点が30点という厳しい結果になっています。
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最後までお読みいただきありがとうございます。


サクセス
堤俊明

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