「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ
このブログは
未来を生きる子供を育てる
親に向けて書いています
日本の貧困率は増加の一途をたどり
今や生活保護を必要とする家庭が
200万人いると言われています。
子供の貧困率はもっと深刻で
17歳以下の子供の貧困率を示す数字が
14%に達し
これは子供全体の7人に1人という状況です。
(厚労省 国民生活基礎調査)
そして問題視されるのが
家庭の経済格差が子供の学力格差を生んでいる
という論理です。
日本の義務教育は基本無償教育です。
最近では高校教育も公教育は
無償教育になっています。
だれでも平等に教育が受けられる
公共サービスを受けているので
ここで教育格差が生まれることはありません。
ですので一般的に言われる
貧困による教育格差は学校外教育の
事を指します。
つまり受験は学校ではなく塾や予備校が
担っている分野なのです。
では家庭の貧困から中卒で就職した人は
その時点で人生の敗者になるかといったら
中卒の企業経営者は相当数います。
また中学時代に不良で警察の
お世話になった経験を持ちながら
現在多くの職人を抱える自営業者も
数えきれません。
問題なのは
日本の貧困家庭がものすごい勢いで増えている
そして貧困が学力格差を生み
社会問題化しているという論理を
子供を育てる大人が信じている問題です。
貧困に関する大人の偏見の問題は次のようなものです。
問題1、貧困=敗者と言う決めつけ
資本主義経済はお金が主体となって
人がモノを買うことで発展をします。
お金を持ちモノを持つことが社会的成功になる
というパターンの刷り込みを行います。
今の経済の拡大は消費が命ですので
社会構造上貧困は社会の敗者として
社会構造の下位に置いておく必要があります。
問題2、生涯賃金は大卒と高卒では1億円以上の差が出る
先進国はほぼすべて高学歴社会です。
この学歴のインフレ状態は優秀な労働市場を確保する
企業側の要望がまかり通った結果です。
なぜ大卒がもてはやされるのか
それは知識量の違いが優秀な労働者を分け
生産率が高くなると思われているからです。
しかし今後大量生産と大量消費を元にした
今の資本主義経済の仕組みは
高齢化の人口減やAI時代の始まりで
大きく変わると予想されています。
アメリカの大学では
これまでの優秀な労働者教育に変わる
新しい社会構造に対応する
起業家育成プログラムが始まっています。
今日本でも高校生起業家が現れる時代です。
今の日本では起業にかかる経費はほぼ0に近く
スマホ1つでビジネスができ
必要な資金はクラウドファンディングで集める
時代になりつつあります。
高校生ならではの斬新なアイディアがあれば
高校に在学しながら
資本金が0でもビジネスが始められる時代です。
貧困=学力格差という固定観念は
今後社会変革が起こる時代では
古い考えの大人が作り出す時代錯誤の
考えでしかありません。
今貧困でもこれからの社会に画期的な
変革をもたらすアイディアがあれば
ビジネスチャンスは世界に広がります。
私の知っているある若者は
子供の時両親が離婚し
朝から夜まで生活費を稼ぐ母親は
一人ぼっちの子供を家に残して
学校にさえ行けない貧困を経験しました。
そのさみしさを紛らわすために
その子は毎日絵を描き
孤独を表現する色遣いが独特で
それをSNSに載せていたら
ある画廊の経営者の目に留まり
特に中国向けのネットで絵の評判が高まり
今中国で年間1千万円の取引がある
アーティストになっています。
インターネットは今まで考えられなかった
市場が生まれることを実証します。
貧困とは自分を卑下して何もしない
ひねくれものを作り出す作用があります。
しかし貧困だからこそ
今までの社会価値しか見えない
固定観念で生きていく人たちとはまったく違う
生き方をできるチャンスにもなります。
家が貧困だろうと
正しい努力ができる勉強法さえ
マスターすれば
国立大学に合格することもできます。
国立大学ならわずかな奨学金とバイトで
親に頼らずに通うことは可能です。
貧困の壁に阻まれ腐っていく人がいます。
貧困の壁を打ち破り記録を塗り替える人もいます。
そうするためには
これからの時代は今までとは違う
変化に富んだ変革の時代だと
子供たちに教える必要があります。
子どもの未来を導く指導者にも
新たな価値を与える時代を読む
視野の広さが求められます。
サクセスは
親子と子供の教育に関する相談をお受けします。
詳細はHPの相談ボタンか電話でお問い合わせください
最後までお読みいただきありがとうございました。
サクセス
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堤俊明
夢をかなえる学習塾&プロ家庭教師 サクセスは、
子どもの無限の可能性を伸ばし、学校教育とは違った観点から子どもの未来を創造します