2024年09月11日

学習性の無気力感は克服できる

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。



高校生は義務教育ではないので基本的には
不登校というものは存在しません。
出席日数が足りなければ進級できまんせんし
90日も学校を休んでいれば必然的に除籍扱いになります。
しかし高校生の不登校は潜在的にかなりの数が存在する
といわれています。
高校生の不登校の原因に関わるのが「学習性無気力感」
によるやる気を失わせる「無気力トレーニング」です。

高校に入学して新しい環境になり
誰でもが「よしやるぞ」とモチベーションピークで
新学期を迎えます。
しかし授業はつまらない。
友だちも出来ない。
毎日同じことの繰り返し。
宿題が山のように出てこれを片付けるだけで
1週間が終わるという毎日を繰り返すと
単調な高校生活に意味を見出す事ができなくなります。

毎日の意味のない高校生活ほど単調で辛く
どこに喜びを求めるのかもわからなくなります。
そしてある日プッツリと緊張の糸が切れるように
学校に向かう気持ちが途切れてしまいます。
このような状況に陥るとここから立ち直るのは
至難の業になります。
しかしそのような状況を克服し再び高校に行きだし
国立難関大に合格をする人がいることも事実です。

話は変わりますが第二次世界大戦のドイツで
ユダヤ人が強制収容所に強制的に収容され
筆舌に耐え難い生活を強いられて
何百万人もの人が殺害された出来事がありました。
この中でユダヤ人の精神科医のビクター・フランクル
という人も囚人のような生活を強いられて
眼の前で何百人もの仲間が殺され自死を選び死んでいった
出来事を目の当たりにしました。

その中でも希望を失わずにどんな酷い仕打ちにも耐え
戦争終了と同時に強制収容所を生きて出られた人もいました。
フランクルは精神科医の立場から苦役に耐えられずに
死んでいった人とどんな仕打ちにも耐え生きて収容所を
出られた人の違いを研究したのです。
その様子は「夜と霧」というフランクルの書いた本に
書いてあります。

その死と生の差をフランクルは
「自分はどんな仕打ちを受けようともこの収容所を
出て成し遂げなければならない何かがある」
という強烈なほどの目的意識が死を目の前にしても
生きるという選択をしたのです。

ここで話を戻して
今の高校生が高校生活に希望も喜びも未来も感じずに
学校に行くという選択を放棄する人がいるのか。
それはその高校生活に「自分は何が何でも成し遂げたい
何かがある」という強固な目的意識があるかどうかです。
それがどんなにつまらない高校生活だとしても
行くに値しない高校だとしても
「何が何でも自分の目的を果たしてここを出る」
という意志があるかどうかにかかっているのです。

高校は「あなたにはこれが向いているから頑張れば
必ず成功します」とは言いません。
「これをやればキミのやりたいものが見つかります」
とも言いません。
自分のやりたいことも自分の得意なものも
自分で探してそれを強固な目標にしなくていけません。

極端な例えですが今の高校が強制収容所だとしたら
多くの高校生は耐え難い苦痛に耐えられずに
自らの命を落として行くことになります。
そんな地獄のような場所でも
「何が何でもここを出て自分のやりたいことを目指す」
という強固な目的意識を持った人だけが
生きてそこを出て自分の目的を果たすのです。




サクセスの国立大学理系学部完全個別指導の
お問い合わせや体験指導の申し込みなどは
お気軽にウエブのお問い合わせページや
堤宛メールアドレスからお寄せください。

http://yumesuc/com/
success.tsutsumi@gmail.com




サクセスは中学から高校入試のその先の
難関大や国公立大学合格を目指して
徹底して勉強を鍛えるトレーニング塾です。

中学のうちは定期テストや実力テスで
5教科400点〜450点を目指す
反復練習を繰り返し行います。
5教科400点を超えると高校入試は必然的に
県立前橋高校や前橋女子高校になります。

高校での学習は英語・数学を中心に
学校での定期テストや模試で目指す大学の
レベルを超える学力を鍛え上げる学習メニューで
学年トップクラス・模試で志望大学合格圏の
成績を目指します。

難関大・理系国立大志望者には
数学完全個別指導コースを用意します。
個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
数学完全個別指導は生徒のレベルに合わせた指導で
数学を得点源にします。

今学校で成績が真ん中ほどでとても国公立大学など
無理だと言われている人は学校の進路指導に
受け身で任せていると推薦を進められる
結果になります。
自分で自分の人生を切り開きたいと思う人は
サクセスの大学受験コースの体験を受けてください。

サクセスの学習に関するお問い合わせは
お気軽にお問い合わせください。


最後までお読みいただきありがとうございます。


サクセス
堤俊明

夢をかなえる学習塾&プロ家庭教師 サクセスは、
子どもの無限の可能性を伸ばし、学校教育とは違った観点から子どもの未来を創造します

posted by 塾長・堤 at 06:00 | Comment(0) | 逆境を克服する

2024年08月29日

なぜ勉強から逃げようとするのかの心理的考察

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。

このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。




受験勉強を始めてはじめのうちは
勉強の成果が出てモチベーションも高くなり
勉強が持続する時間が続きます。
しかしその気持は徐々に弱まっていき
いつの間にか以前の勉強していないときに
戻ってしまっている自分に気づくことになります。

なぜやる気は長続きせずに努力から逃げるような
気持ちのほうが大きくなっていくのでしょうか。
これは何か自分の中に変化を起こそうとするときには
「推進力と抑止力」の両方の心理を考慮しなければ
いけないからです。

推進力とは変化を起こす力
あるいは目標達成へ進む力です。
結果を出すためには自分の今の位置やレベルを
前に押し出すエネルギーが必要です。
そのためには「意志」の力を持って
やると決めたことをやり抜く強い気持ちが必要になります。
うまくいかなくて諦めそうになったときも
自分を鼓舞して背中を押します。
その揺るぎない原動力はいつも自分の深い部分に
問いかけながら前に進むエネルギーを作り出すのです。

しかし自分の深い部分からは常に前に進むことを
ためらう「心のブレーキ」が無意識にかかります。
または「心のおもり」が上昇すようとする自分を
下にいつも引っ張るのです。

推進力と抑止力は常にバランスを取りながら
人の心の安定を支えているのです。
「推進力」は人の変化したいという欲望を満たす
変化の源です。
「抑止力」は変化を恐れる安定や安心を土台にした
人間の生存欲求を出発点にしています。

変化を求めて努力を始めたのにいつの間にか
努力から逃げている自分がいる。
それこそ勉強を始めたのに勉強から逃げて
いつの間にかもとに戻っていた。
というのは「推進力」と「抑止力」の引き付け合いの末
「抑止力」つまり変化をきらう心理が勝ってしまうのです。

変化のための努力を続けるためには
「抑止力」あるいは「心のブレーキ」をはずす
心理的な問いかけが必要です。
心のブレーキの外し方については
次回で詳しく話します。





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学校での定期テストや模試で目指す大学の
レベルを超える学力を鍛え上げる学習メニューで
学年トップクラス・模試で志望大学合格圏の
成績を目指します。

難関大・理系国立大志望者には
数学完全個別指導コースを用意します。
個々数年共通テスト数学は難度が高くなり
平均点が30点という厳しい結果になっています。
逆に言うと共通テスト数学で70点を取る実力を
身につければ難関大・国立大とも合格に一気に近づきます。
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堤俊明

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2024年07月26日

学習性無力感を乗り越える楽観的な生き方

群馬県前橋市富士見町の
「夢を叶える学習塾サクセス」
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学習性無力感は生き方そのものを棒に振ってしまう
恐れのある怖い精神的な落ち込み症状です。
しかしこの学習性無力感は楽観主義の人はあまり
深みに落ち込まずに立ち直るきっかけを自分で
見つけることができますが
悲観主義の人はその失敗からなかなか立ち直れずに
さらに深みにハマってうつ病を発症するケースさえ
起こる怖いものです。

自分が楽観主義か悲観主義かは
次の質問に答えることでおおよその見方がわかります。
質問
「次の状況を想像してください。
ひとつやってほしいと頼まれたしごとがあります。
でも全部終わりそうになりません。
その原因をひとつ想像してみましょう」
この質問を読んで頭に浮かんだことを書いてください。

では楽観主義の傾向の人はどんな原因が思い浮かぶか。
というと「時間配分を間違った」「気が散って効率が悪かった」
「他の仕事とダブルブッキングした」
などこのような受け止め方は「一時的」「特定的」
そして「どうにかできる」ものと思えるので
問題の対処方があると思えます。

では悲観主義傾向の人はどんな原因が思い浮かぶか。
というと「自分は何をやってもダメだ」「意気地なしだから」
「いつもと同じでやっぱり終わらなかった」など
「永続的」「能力不足」「どうにもできない」
と小さな失敗でも取り返しのつかない大失敗だと感じてしまう
あきらめと絶望しかないと感じてしまうのです。

このようにものごとを処理する能力も失敗に対処する能力も
悲観主義よりも楽観主義のほうがより能動的に行動して
そしてそこから得られる成果も楽観主義のほうが倍くらいの
結果を残すことがわかっています。

では楽観主義的に生きるにはどうすればいいか。
それは自分で自分をほめる時間を多く持つことです。
鏡に自分の姿を映して自分のキライな点も含めて
「まあまあだね」くらいの気持ちで自分を受け止めてください。
そしてダメな点を改善する行動を起こすことです。
行動は気持ちを変えます。
英語の格言には「 emotion (感情)は motion (行動)から」
というものがあります。
気持ちは動くことでより積極性にふれます。
つまり悲観主義者は楽しい行動や愉快な行動が苦手なのです。
より積極的に動くことで悲観的な性格は楽観的な性格へと
変容します。
そして「笑顔」です。笑いには気持ちを穏やかにする
効果があります。
悲観的な人はいつも下を向き表情が曇りがちです。
笑顔で上を見て積極的に動く人には活発なオーラが
見えます。
これが楽観的に生きるコツです。




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サクセスは中学から高校入試のその先の
難関大や国公立大学合格を目指して
徹底して勉強を鍛えるトレーニング塾です。

中学のうちは定期テストや実力テスで
5教科400点〜450点を目指す
反復練習を繰り返し行います。
5教科400点を超えると高校入試は必然的に
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高校での学習は英語・数学を中心に
学校での定期テストや模試で目指す大学の
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