「夢を叶える学習塾サクセス」
塾長ブログへようこそ。
このブログは未来を生きる中高生と
その親に向けて書いています。
高1生は2年生になるときに文系コース理系コースの
選択をする学校が多く存在します。
このときの選択の基準として英語が好きか数学が好きか
という積極的な理由よりも
数学が嫌いだから文系コースにするという消極的な
理由から文理選択をする人が多いのです。
ここで文理選択を消極的にしてしまうと後々までその消極的な
意識がずっとあとを引いて大学進学の進路決定時にも
消極的な進路選択をしてしまう傾向が多くあります。
例えば数学が苦手と言って、高2になるときに消極的な理由から
文理選択で文系コースを選んで、その後医学部の看護系か理学療法士系
に進学をしたいと思っても高校のカリキュラムによっては
数学Uは授業を受けられても数学Bの履修がないという場合が
あります。
理学療法士系の大学では受験教科に数学UBが必修の場合がほとんどで
この時点で医学部看護学科理学療法士系の進学を諦めることになる
生徒が多数いることが事実としてあります。
これは自分の将来設計を先延ばしにすることで起こる
最悪な事態です。
自分の特性を見極めてその進路に進もうとした矢先に
大学の入試教科が自分が選択したコースでは履修できない
というミスマッチはぜひ避けなければいけません。
そのためにも高1の段階で自分がどの分野の進路に進みたいのか
ある程度の進路予想を立てながら文理選択のコースを選ぶのが
理想的です。
ただし高1の段階で自分の将来設計の予想をしっかり立てられる
高校生はそう多くはいないでしょう。
不思議の国アリスに次のような場面があります。
アリス「教えて下さい。私はここからどちらの方に
歩いて行けばいいの?」
猫「それはお前さんがどこに行きたいかによるな」
アリス「私はどこだってかまわないのだけれど」
猫「なら、どっちの方向に歩いて行ったって同じじゃないか」
また人生の選択の場面は高校以降においても
何度もやってくる試練です。
そのたびに消極的な理由から(嫌いだからその道には行かない)
より楽な選択をしていては人生がどんどん先細りする
事態に追い込まれます。
「どっちに歩いて行ったって同じ」ならば自分が決めた
道が素晴らしいものになる努力をすることです。
「嫌いだから別の道を選ぶ」ではなく「こちらが好きだから」
で人生の方向性を決める積極的選択をしていきましょう。
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堤俊明
夢をかなえる学習塾&プロ家庭教師 サクセスは、
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